レース仕様を作ろう




メーカーが純正で作った「ノーマルの状態」はとても高い次元でバランスよく出来ています。
チューニンググを始めるにあたって、このバランスをより高めていく方向性を忘れないで下さ
い。 間違った方向に行ってしまうと、ただの「乗りずらいバイクになってしまいます。」ゼロヨン
やドラッグレース、最高速バトル仕様の一部のマシーンではピーキーで乗りずらいマシーン
ありますが、限られたステージの中での競技だからなせる方向性で、楽しくはとても乗れないの
が本音です。 扱いやすく気持ちいいマシーン作りを目指して見てください。

ストリートチューンから、ミニバイクレースまで、サーキットでピーキーなマシーンはいくら直線が
速くてもラップタイムには殆どつながりません。(一部の天才を除く)又ラップタイムは速く走れ
るのだが、レース(サーキット)の競り合いにおいて競り負けやすい仕様になってしまっている場
合も有ります。(コレはかなり高いレベルでの話ですが・・・)
扱いやすく気持ちいいマシーン作りの原点としての一つの考え方として「パワーバンドを広く
取りながらパワーを上げて行く」車体作りの説明を進めていきます。

★リミッターの解除
まずはスピードリミッターを解除しましょう。((60km/hで「びびび」なるスピードをそれ以上出
なくする装置です)
コレはCDIを交換してしまえばOKです。すぐに「レーシングCDI」に交換しましょう。

オススメのCDIは、

YAMAHA
YECのレーシングCDIかPOSHNOデジタルCDI以外は付けてはいけません。その他の物は
セッティングの出ないものがあります。 定価の値段で14000円i以上の物を使ってください。

HONDA
POSHの銀色のものデイトナのブルー、NSR80用などを使用するマフラーに合わせて使って
ください。

何を始めるにもCDIはまず変えましょう。



★最高速度やカーブ(コーナー)に合わせたスプロケットの選択

ファイナルレシオ(ファイナル)を合わせるという言葉をよく耳にすると思いますが、コレは殆
どの場合「前後のスプロケット交換する」事を「ファイナルを合わせる」と言います。目的はサー
キットの場合「最高速度やコース(コーナー)に合わせラップタイムを上げる為のスプロケ
ットの選択」のことを言います。クランクシャフト(タコメ−ター)の回転数がそのままにタイヤが
回っている訳では無く、回転力はまずエンジンからミッションに伝わり、次にミッションギア⇒フ
ロントスプロケット⇒リアスプロケットと言う順番に力は伝わるのだ。この最後の前後のスプロ
ケットを変えることにより各ギアーの最高速を決める事が出来る。(チャリンコのギヤーとまったく一
緒です。)

例えばNSR50を例にとって同じミッションを使用した場合、純正のフロント14 丁リヤ42丁(14
-42)のファイナルだと最高速100km前後です。それをフロント16丁リヤ42丁(16-42)のフ
ァイナルでは最高速115km前後になります。フロントスプロケットをあげると最高速より
なります。
フロント16丁リヤ42丁(16-42)のファイナルだと最高速115km前後です。それをフロント
16丁リヤ37丁(16-37)のファイナルでは最高速125km前後になります。リアプロケットを小
さくするとコレも最高速よりになります。

回転数が上がりすぎオーバーレブして(回転が最高に上がった状態)になっていれば、いくら
スロットルを開けてもそれ以上マシンは走ってくれないのです。
自転車は後ろのの歯車が大きいギヤの方が、出足は楽だしペダルが軽いよね。でもある程
度スピードが出るといくらこいでもスピードはそれ以上出なくなる。そこまで行くとリヤを小さいギ
アに変速してやるとスピードも出る。バイクのスプロケも同じなのです。

ココで整理すると

フロント丁数を大きくすると最高速が速くなる。(加速が遅くなる)
フロント丁数を小さくすると最高速が遅くなる。(加速が速くなる)
 
リアの丁数を大きくすると最高速が遅くなる。(加速が速くなる)
リアの丁数を大きくすると最高速が速くなる。(加速が遅くなる)


ファイナルを大幅に変更したい時はフロントを変えて、リヤで微調節するのがいいです。
ロントを1丁変えるのと、リヤスプロケットを2〜3丁変更するのと同じくらいだと考えてくださ
い。 ただしプロケットを3丁以上変更する場合は、チェーンのコマ数が変わる事が有るので
注意しながら進めてください。


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